コラム
Column
皆さま、こんにちは。
宮前平駅より徒歩1分の歯医者「宮前平ここいろ歯科・矯正歯科」です。
歯列治療中にむし歯になったら、どのように対処していくのか、歯列矯正と平行して治療を受けられるのか、心配される方も少なくありません。
そこで今回は、歯列矯正中にむし歯になってしまったらどのような対応が必要なのか、詳しくご紹介していきます。
歯列矯正中はむし歯になりやすい
●歯磨きがしにくい
ワイヤー矯正の場合、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置が固定されているので、歯ブラシの毛先が行き届きにくい部位が生まれます。
そのため、むし歯になりやすくなります。
●汚れが溜まりやすくなる
歯並びが乱れていると汚れが溜まりやすくなりますが、歯列矯正のために抜歯してできたスペースに食べカスが溜まりやすくなったり、歯を動かしていく過程で歯ブラシの毛先が行き届かない死角ができて、治療前よりも汚れが溜まりやすくなったりするケースがあります。
●むし歯になりやすい環境下になる
歯列矯正を「行っている・いない」にかかわらず、食後の歯磨きは大切ですが、歯列矯正中にはさらに念入りなケアが必要です。
特にマウスピース型矯正装置の場合は、食事を行う際に外し、食後に付け直す必要があります。
食後に歯磨きが出来なかった場合、汚れた歯のままマウスピースを装着することになり、装着時間が長ければ長いほど、結果的にむし歯リスクが高まります。
歯列矯正中にむし歯になってしまったら
歯列矯正中にむし歯になってしまったら、歯列矯正と平行して「一般歯科」の受診が必要です。
矯正治療を専門に行う「矯正歯科医院」の場合は、基本むし歯治療などの取り扱いはなく、一般歯科医院の受診を検討しなくてはなりません。
矯正治療とむし歯治療のために、2つの歯科医院へ通院するスケジュール調整を行う必要性が生じてしまいます。
その点当院の場合は「矯正歯科」と「一般歯科」の治療を行っているため、むし歯治療のために別の歯科医院に通院する必要がありません。
当院のむし歯治療・矯正治療は?
当院では、歯列矯正同様にむし歯予防にも注力しております。
歯は私たちが美味しくご飯を食べたり、会話を楽しんだりするために必要なものです。
生活の質(QOL)を維持していくためにも、健康な歯を維持することが大切です。
歯列矯正では、見た目の改善はもちろんのこと、歯をいつまでも健康な状態で維持しやすくするための治療です。
80歳までに20本の歯を維持していれば、生涯に渡り食生活を楽しめるといわれています。
長い人生を楽しむために、予防歯科に注力していきましょう。
歯列矯正をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
出典 :「8020運動」日本歯科医師会