コラム
Column
皆さま、こんにちは。
宮前平駅より徒歩1分の歯医者「宮前平ここいろ歯科・矯正歯科」です。
患者様からよく質問される内容(第2回)です。
第1回目はこちら⇒ 歯に関する疑問・情報
今回も歯に関する情報をご紹介します。
歯磨き粉をつけて歯を磨くことは虫歯の予防にとても有効です。
では、完璧に歯磨きさえしていれば、全く虫歯にならないでしょうか?
残念ながら答えはNoです。
むし歯は歯磨きの仕方だけでなく、食習慣やお口の環境など様々な要因によって発生します。
きれいに磨いても、砂糖の多いお菓子を食べ続ければ虫歯のリスクはあがります。
きれいに磨くだけでなく、食習慣にも気をつけましょう。
市販されているお菓子はほぼすべてに砂糖が入っています。
天然の果物であれば、砂糖がそのまま入っているわけではありません。
しかし、果物には砂糖とは別の糖質が含まれています。
砂糖は虫歯菌の大好物ですが、果物の糖質でも虫歯の原因になります。
これは他の食べ物も同様で、特に温かいデンプン(ホカホカのごはん等)はリスクが高めです。
お菓子さえ食べなければ大丈夫とは考えず、食後の歯磨きはしっかりと行いましょう。
お口の2大疾患として、虫歯と歯周病があります。
虫歯は歯を溶かす病気ですが、歯周病は骨を溶かす病気です。
歯周病が進行すると歯ぐきから血が出たり、重度になると歯がグラグラしたり、歯が抜け落ちてしまうこともあります。
ここで気になるのが、一度歯周病が悪化したら治るのか?(元に戻るのか?)というところです。
近年、医学の進歩で治療法は増えましたが、それでも一度歯周病が進行して破壊された骨は完全には元に戻りません。
抜けてしまった歯ももちろん元に戻りませんので、「歯周病が治る」という表現は語弊があるかもしれません。
歯周病は初期であれば、歯ぐきの状態を改善させることも出血を落ち着かせることもできますので、定期的に歯医者さんを受診して、重症化しないようにすることが大切になります。
いかがでしたでしょうか。今後も歯科に関する情報をコラムとして掲載していこうと思います。
宮前平ここいろ歯科・矯正歯科 は、むし歯や歯周病の予防に力を入れています。
歯磨きの方法にお困りであれば、歯ブラシの選び方や磨き方も指導しますので、ご相談ください。