コラム
Column
皆さま、こんにちは。
宮前平駅より徒歩1分の歯医者「宮前平ここいろ歯科・矯正歯科」です。
皆さまは毎日の歯磨きに歯磨き粉はお使いでしょうか?
現在市販されているほとんどの歯磨き粉にフッ素が含まれています。
今回は、むし歯予防効果を高めるフッ素の特徴についてご説明します。
歯磨き粉なしではむし歯が予防できない?
歯磨きさえしっかりできていれば、むし歯は予防できると思われるかもしれません。
しかし、歯ブラシの清掃のみでは、むし歯の予防効果は著しく低くなります。
これは歯ブラシやフロスなどで歯をいくら清掃しても、複雑な形をした歯の表面すべてを清潔することができないためです。
歯ブラシでの清掃はもちろん重要ですが、フッ素入り歯磨き粉なしでは、むし歯の予防は難しくなります。
むし歯予防に繋がるフッ素の特徴
歯磨き粉に含まれるフッ素には、以下の特徴があります。
- 歯の再石灰化促進
実は、歯の表面は食事のたびに溶かされ、傷ついていきます。それでも、毎日の食事で歯が溶けて無くなったりしないのは再石灰化により歯が修復されるからです。
この再石灰化を促進することによって、むし歯になりにくくしてくれます。 - 歯質の強化
フッ素は歯の表面に作用して、むし歯菌に負けにくい丈夫な歯にしてくれます。 - むし歯菌の抑制
むし歯菌が作る酸がむし歯の原因ですが、菌の活動を抑えて酸の量を減らします。
フッ素の正しい使い方
歯磨き粉を使った後に、うがいをたくさんしていませんか?
実はうがいをするとフッ素がお口から流れ出てしまいます。
歯磨き粉を使った後には少量の水(一口くらいの水)で軽くゆすぐ程度が理想的です。
また、飲食しても同じことが起きてしまうため、歯磨きの後は2時間ほどは飲食しないほうがいいでしょう。
朝、昼は難しいかもしれませんが、夜であれば比較的取り組みやすいかと思います。
宮前平ここいろ歯科・矯正歯科 では、歯磨き粉の特徴や使い方についても説明しております。
ぜひお気軽にご相談ください。