
コラム
Column
皆さま、こんにちは。
宮前平駅より徒歩1分の歯医者「宮前平ここいろ歯科・矯正歯科」です。
お子さまがお口をポカンと開けっ放しにしていることはありませんか?
よくある癖、ぼーっとしているだけだろうと安易に考えていては危ないです。
じつは、お口を開けていると口呼吸になり、口内だけでなく全身にも悪影響をおよぼします。
今回は、口呼吸の原因と危険性、対策をご紹介します。
写真を見返すといつもお口を開いている、
テレビを見ているときもポカンと口を開いていることが多い……
そんなときは、口呼吸(こうこきゅう)を疑いましょう。
- お口の周りの筋力が発達していない
- 花粉症や鼻炎などのアレルギーを持っている
- 歯並びが悪く口が閉じれない
- 舌の位置が悪い
口呼吸になる原因はさまざまです。
ひとつでも当てはまる場合は、早めの対策でお子さまの健康を守りましょう。
呼吸には、口呼吸と鼻呼吸(びこきゅう)の2種類があります。
普通は、鼻呼吸ですが、なんらかの原因で口呼吸になるとさまざまなトラブルを引き起こします。
- 口内が乾燥してむし歯や歯周病のリスクが高まる
- 風邪やアレルギーになる
- 口臭が強くなる
- 歯並びが悪くなる(特に出っ歯)
- 筋肉がたるみ老け顔になる
- 集中力・学力が低下する
お口を開いているため、だ液の量が減ります。
すると、だ液による抗菌作用などが得られなくなり、むし歯をはじめ風邪などのリスクが高くなるのです。
また、口呼吸は酸素を取り込める量が少ないため、集中力・学力の低下にもつながります。
●耳鼻科を受診
鼻炎など鼻に問題がある場合は、耳鼻科で診てもらいましょう。
●意識的に口呼吸にする
できれば、意識的に口呼吸にしましょう。
就寝中には口に貼る鼻呼吸テープをつけるのも効果的です。
●矯正治療をする
お子さまのうちからできる取り外し式の矯正装置で口呼吸を改善できます。
当院では、プレオルソと呼ばれる装置で、口周りの筋力や舌の位置を改善しています。
●筋力を鍛えるトレーニング
口周りの筋力を鍛えるために、舌や唇を動かすトレーニングをしましょう。
歯科医院に相談すれば、患者さまの状態に合うトレーニング方法を指導いたします。
宮前平ここいろ歯科・矯正歯科は、口周りの筋肉や舌の位置の改善も行っています。
歯だけではなく、お子さまの癖などのご相談もお気軽にしてください。